髪に腰を与えて速やかな増毛

シャンプーを使用しない洗髪法

シャンプーのような洗浄力の弱い界面活性剤は体にも皮膚にも全く害はありません。
ただし大量に飲んだりすることは当然有害です。
ではなぜ「シャンプーを使用しない洗髪」をおすすめするかといえば、シャンプーの複雑なメカニズムが時として頭皮の保湿構造をかく乱してしまうからです。
特に加齢により弱り始めた頭皮には顕著にこれが出ることがあります。


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シャンプーは安全無害でも複雑なメカニズム

まず、シャンプーは力が弱いといえども界面活性剤として働き頭皮と髪の脂や汚れを剥がして包み込んでいきます。
シャンプーの界面活性剤が少し強めであると頭皮の皮脂をすべて剥がしてから角質層にも作用してしまいます。
逆に力が弱過ぎると汚れと皮脂を多く残してしまいます。
シャンプーが頭皮の保湿成分である皮脂膜をすべて剥がしてしまうと保湿機能が損なわれ頭皮がカサカサになってしまうためシャンプーにはこれを補修する成分が含まれており頭皮表面に残って保湿機能を維持します。
車用のワックスにもよく似た機能のものがあり洗車をしながらワックスがかけられます。
これは相当に複雑なメカニズムであり個体差の大きな髪と頭皮の状態を一律にカバーできるものではありません。髪が細くなっている状態の頭皮は弱っています。
そのためこの複雑なメカニズムになじめない場合が多いのです。
シャンプーによる頭皮に対する剥離と補修がうまくいかないとこれが原因で頭皮の健康が不安定になり、頭皮の一部である毛髪を弱くする場合が多々あります。

シャンプーの重要な機能

@洗浄機能

A髪のトリートメント機能

B皮脂膜の修復機能(保湿機能)


シャンプーの洗浄剤成分「界面活性剤」と「補修成分」

界面活性剤の説明モデルです。
丸い部分は水になじむ親水基、棒のような部分は油になじむ親油基(疎水基)です。
界面活性剤は水と水に溶けないものを結びつける性質があります

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頭皮に皮脂汚れが着いている図です。皮脂汚れは水に溶けにくいのでシャンプーを使って洗浄します。

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皮脂汚れに疎水基が吸着することにより水と繋がり始めます。

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頭皮と皮脂汚れの隙間にくい込むように界面活性剤が入り込んでいきます

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界面活性剤が皮脂汚れを包み込みます。



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皮脂汚れが頭皮より完全に分離して水に脂が溶け込んだ状態になります。
汚れだけでなく皮脂膜や角質層の一部も剥がされて界面活性剤に包まれることもあります。

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界面活性剤で洗浄すると上の図のようにどんどん皮脂を吸着していき結果として皮脂膜が一時的に無くなり角質層が露出してしまうことになります。

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角質層は皮脂腺から出る皮脂で膜を作って露出することを防いでいることです。
そこでシャンプーにも角質層の露出を補修する皮脂のようなもの(ポリマー)が含まれていて保護膜を形成します。
ポリマーの保護膜が形成されると水溶性のエキスは浸透できなくなります。

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この一連の複雑なメカニズムに角質層の代謝が攪乱されることはそれなりに多いようです。



シャンプー不使用で自然な保湿と浸透力

そこでシャンプーを使用しないで髪と頭皮の汚れを落としながら頭皮の健康維持に必要な成分を優しく補う方法を考えました。
シャンプーを使用しないため頭皮の保湿成分である皮脂は根こそぎはがされることはなく、界面活性剤の存在もないため角質層のダメージが少なく保湿成分の補修が不要となります。
補修する保湿成分(ポリマー等)が頭皮を覆い隠さないため角質層は素洗いによって水分が浸透しやすくなり少しだけ膨潤します。
水分により膨潤した角質層には水溶性の成分は浸透しやすくなります。
ここで「ヘアタラソ」を吹き付けてもみほぐしていくと成分が適度に浸透していきます。
「ヘアタラソ」はこのようなわずかなタイミングで吸収されるので後は頭皮に残存して汚れの一部とならないように十分洗い流します。


髪質の改善は頭皮の健康から

頭皮の角質層の保湿を良好にすることを基本として頭皮の健康を維持していくことにより頭皮の一部である毛髪も健康で丈夫になります。
痩せた硬毛(細毛)は加齢やシャンプー他さまざまな要因によって髪の毛が弱くなった状態ですが日常の頭皮ケアによって腰のある抜けにくい髪に変化します。