タラソテラピーは髪や頭皮にも効果があるのか

海洋療法の基本は海水浴であって湯治(温泉療法)とも通じています

タラソテラピー(Thalassotherapy)とは海水・海藻・海泥および海洋の気候が持っている様々な特性を利用して行う治療法です。
語源はギリシア語のタラサ(海)とテラペイヤ(療法)を合わせた造語です。
海水を利用した療法の歴史はとても古く記録では紀元前までさかのぼることができます。
そして現在の形態は19世紀後半フランスのブルターニュで出来上がり、その後リラクゼーションという付加価値をつけたタラソテラピーという姿になりました。

育毛風景


タラソテラピーと塩化物泉温泉入浴・違いは塩分濃度

温泉では塩化物泉は体を温める効果があります。
一方、海水浴は、空気浴、日光浴、波浪浴を兼ねてはいますが塩化物泉入浴とほぼ同じでです。
ヨーロッパでは温泉の湧出しない海に近いリゾートでは海洋療法(タラソテラピー)として、海水を利用したり、藻などを利用して慢性疾患の治療や美容に海水温浴が利用されています。
塩化物泉は、溶存物質(ガス性のものを除く)が温泉水1kg中に1000mg以上あり、陰イオンの主成分が塩素イオンであり、陽イオンの主成分がナトリウムイオンの温泉をナトリウム‐塩化物泉といいます。
最近の深部掘削による温泉の多くはナトリウム‐塩化物泉である。塩化物泉は昔から「熱の湯」と呼ばれていて、保温効果が強く、出湯後いつまでも身体が温かい状態が続き、血行が良くなり、神経痛、筋肉痛、関節痛などの疼痛緩和に効果があります。
海水と塩化物泉の違いは塩分濃度で海水が3%程度であるのに対し塩化物泉は1%以下が多いようです。


「吾輩は猫である」には海水浴は療法だと書いてある

夏目漱石は海にいる魚はとても健康であると考えており、その理由は海水であるとのことです。
小説の中で猫がこんなふうに考えています。「それならなぜ魚がそんなに丈夫なのかといえば、これまた人間を待ってしかるのちに知らざるなりで、訳はない。
すぐわかる。
まったく潮水を呑んで始終海水浴をやっているからだ。
海水浴の功能はそのように魚にとって顕著である。
魚にとって顕著である以上は人間にとっても顕著でなくてはならん。
1750年にドクトル・リチャード・ラッセル(イギリスの医者)が※『ブライトンの海水に飛びこめば四百四病即席全快』と大げさな広告を出したのは、遅い遅いと笑ってもよろしい。
猫といえども相当の時機が到着すれば、みんな鎌倉あたりへ出かけるつもりでいる。
ただし今はいけない。
物には時機がある。
御維新前の日本人が海水浴の功能を味わう事ができずに死んだごとく、今日(こんにち)の猫はいまだ裸体で海の中へ飛びこむべき機会に遭遇しておらん。」


ヘアースパ・ヘッドスパからヘアタラソに

頭皮のマッサージや、皮脂の洗浄除去といった頭皮を中心としたスキンケアは大変注目されるようになってきました。
各社はそのイメージを商標という形で提供しています。
「ヘアースパ」は美容室チェーンの名称で、「ヘッドスパ」は美容室や理容室で行う頭皮ケアの通称です。
弊社の商標登録である「ヘアタラソ」はタラソテラピーや温泉入浴による頭皮のスキンケアをイメージしたものです。